この国は夢の中の世界のよう

時間が無い、というのは言い訳ですが、またずいぶん間隔が空いてしまいました。日記と同じで、こういうのを続けるのは本当に難しいですね。 これまで翻訳してきたイリシャット・ハッサン・コクボレさんの本に、ウイグル問題に関してイスラム教徒が多数を占め…

万歳突撃の思想

昨日は77回目の所謂“終戦記念日”でした。実際には敗戦記念日ですが、まぁ、何か自然災害でも終わったかのような、誰にも責任が無かったかのような、徹底的に自分たちを叩きのめした相手がいなかったかのような表現をして、日本人は現実から逃げてきたという…

ちょっと雑談

今回は翻訳はお休みです。ちょっと思うところをつらつらと書いてみるだけです。 世の中が荒っぽくなってきましたよね。私の“青春時代”はバブル経済の絶頂期からバブル経済崩壊後の、まだその余韻が残っていた頃でした。世の中の雰囲気的には1997年の消費税増…

ウイグル人をテロリストにする中国共産党

引き続き、イリシャット・ハッサン・コクボレさんの著書を読んでいきます。今回は『維吾爾雄鷹 伊利夏提③ 東突厥斯坦的独立未来』P130に掲載されている「誰在進行極端宗教宣伝」です。非常に興味深い内容の体験談です。 簡単に言うと、中国共産党の手下とな…

文字改革---ウイグル人が経験した「文革」最大の災難 その二

引き続き、イリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』P282の「文字改革---維吾爾雄人経歴的「文革」最大劫難」という文章を翻訳していきます。今回は後半です。 本当かどうかは私にはわかりませんが、安…

文字改革---ウイグル人が経験した「文革」最大の災難 その一

今回から、イリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』P282の「文字改革---維吾爾雄人経歴的「文革」最大劫難」という文章を翻訳していきます。今回は前半です。 前三回は「人口侵略」がテーマでしたが、…

人口侵略の光景 その三

イリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』P206の「為什麽是烏魯木齊火車站」という文章の最後の部分の翻訳を続けます。 ある種の絶望的感覚というものを、私はこのイリシャットさんの文章から感じるん…

人口侵略の光景 その二

それにしてもひどい事件が起きたものだと思います。日本の憲政史上おそらく最も国民から信頼された安倍晋三元首相が暗殺されてしまいました。 たとえば政治的立場の異なる勢力や外国勢力によるテロによるものであれば、自分としてもそんなこともあり得るのか…

人口侵略の光景 その一

引き続きイリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提』シリーズを読んでいます。現在は第二巻『維吾爾雄鷹 伊利夏提② 従中国出走與在美国重生』の後半部分を読んでいます。第二巻は第一巻より中国語的にはちょっと難しくなったでしょうか…

六四天安門事件記念館建設計画

今日は2022年6月5日。昨日は1989年6月4日に中国北京で起きた1989年6月4日天安門事件の33周年記念日でした。もう33年経ったんですね。俺も歳をとったもんだな。当時は確か23歳の「若者」で、北京の東の郊外にポツンと建っていた語学系の学校に留学中でしたね…

民族抑圧下のウイグル農民 その二

最近、上海電力の問題が急浮上してきていて、その実態から日本の政界、財界、官界に相当深く中国のサイレントインベージョンが進んでいることが明らかになってきていますね。日本人は金や女(女性に対しては“男”でしょうか)を使った他国の工作に弱いとは思…

民族抑圧下のウイグル農民 その一

引き続き、『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』です。イリシャットさんが発表してきた比較的わかりやすい中国語の短文がたくさん掲載されている本なので中国語の教科書としても実用的な本です。もちろん一文一文を読みながら現在の中国が…

2011年頃のウイグルのある小学校で光景

イリシャット・ハッサン・コクボレさんの『維吾爾雄鷹 伊利夏提① 中国植民統治下的「東突厥斯坦』を読んでいます。もうあと少しで読み終えますかね。 イリシャットさんは、1962年東トルキスタン・伊寧県生まれのウイグル人です。ウイグル問題に詳しい人の間…

林昭 Lin Zhao その三

余潔さんが「自由亜州電台(ラジオ・フリー・アジア)」に寄稿した文章の後半部分です。くどいようですが、私の翻訳は必ずしも正確ではないので、中国語がわかる人は原文を読んだ方がよいと思います(https://www.rfa.org/mandarin/pinglun/wenyitiandi-cite…

林昭 Lin Zhao その二

何か、こう胸の奥に深く沈殿していくような、言葉では言い表せない感情が残りますね。彼女が銃殺されたのは1968年4月29日。私はその頃2歳半の幼児ですが、それでも生きていた時間に重なりがあるわけです。もっとも彼女は12歳ぐらいまでは第二次世界大戦の時…

林昭 Lin Zhao

要するに中国の幼気な女の子が反右派闘争や文化大革命に巻き込まれて犠牲になったお話だと思って読んだんですよ。「血書 林昭的信仰、抗争与殉道之旅」(連曦著 カ森・連曦訳 台湾商務印書館)という本のことです。 とんでもない。 この36歳にして“反革命分…

ロシアのウクライナ侵略を台湾人はどう見ているのか

台湾の「民報」サイトに興味深い投稿記事が掲載されていたので簡単に翻訳してみました。2022年3月30日に掲載されたものですね。 ------------------------------ロシア・ウクライナ戦争の特質と警告葉俊雄(在米台湾人) 2月24日、ロシアはウクライナへの侵…

ウクライナに勝利を! その二

ロシヤによるウクライナ侵略戦争の原因や背景については突拍子もない陰謀論も含めていろいろ言われているけれども、その真実が解るのはおそらく数十年後の事だと思いますね。だから私としては安易にマスメディアやネットで言われていることに飛びつきたくな…

ウクライナに勝利を!

恥ずかしながら、今度のロシアによる侵略戦争で初めてウクライナが独立国家だったことを知ったんですよ。ウクライナの人たちには大変申し訳ないのですが、興味が無ければ、まぁ、こんなものですわ。すみません! -------------------------------- フィンラ…

北京冬季オリンピックについて

中共政府は1988年からウイグル人に対して強制的な計画出産政策を強制している。つまり、結婚後3年間は子供を作ってはいけない、第一子誕生後はその子供が3歳に達するまで第二子を作ってはいけない、そしてウイグル人の女性は結婚前は避妊リングによる避妊手…

何だかいやな時代だ

よく考えれば、いや、よく考えなくても、ネットで繋がっている以上、繋がっている先の情報を「盗み」たくなるのは、たとえそれが経済的利益に結びついていなくとも、人間の持っている本能的なスケベ根性のようなものであって、それを遮断することは容易なこ…

岸田総理は憲法を改正する気があるのかなぁ

岸田総理は憲法改正に本気で取り組むつもりがあるのでしょうかね。なんだか頼りないですよね。まぁ、あんまり期待せずに眺めておきましょうか。 ということで、この憲法についてずっと疑問に思っていることを書いてみようかと思います。まぁ、別に法律の専門…

フェイスブック辞めた

今日、フェイスブックのアドレスを削除した。あと30日間は復活させることが可能なのだそうだけれども、とりあえフェイスブックの世界から私は完全に解放されたということになる。 「解放」といっていい。 だいたい毎日毎日四六時中誰かとコミュニケーション…

管総理にお願いしたのはとにかく経済成長、ですね

今日は休みなんで下らないことをつらつらと考えてみたりするわけですよ。まぁ、誰も見ていない寂しいブログですし、おそらく何を書いていてもいいはずですから。 元大蔵官僚で数量経済学者の高橋洋一さんが、日本の場合2.5%だったか、そのくらいの失業率なら…

通過儀礼か、懐かしいなぁ。

大むかしの記憶なので、何時どこで読んだ何という本だったのかは忘れましたが、どんな社会であっても、伝統的な文化が守られている社会であれば、人間には必ず大人になるための通過儀礼のようなものがあるものだ、と書かれていたような記憶があるのですよ。 …

人間は努力して「人間」になるんだ、っていう話

ずっと以前に購入しながら結局読むことなく部屋の本棚に置いてある本が、まぁ、結構有ったりしますよね。 何となく一ページぐらい目を通してやらないともったいないかな、なんて思ったりして、ペラペラとページをめくっていると、おや、と思うような箇所を見…

方艙醫院真神奇

さあ再開するぞ、と思って色々考えている内に、いきなり今回の武漢ウイルスのパンデミック。埼玉の片田舎から都心に出勤している人間としては、毎日満員電車に乗るのも何とも気持ち悪く、とてもブログの文章を考える精神的余裕なんか無かったですね。 それで…

再開に当たって

人生も残りの方が少なくなってしまったし、このまま消えていくのも何だから、何か残しておきたい。そんな気持ちで今から8年ほど前にブログを始めました。 5年ほど続けましたが、まぁ、まだ若気の至りのようなところがあって、かなり政治的に尖った文章を載せ…